今の湿度計はデジタル式になっているため瞬時に測定ができて持ち運びが簡単です。パソコンにつながれば長期間の測定変化のチェックが可能となっていますので、研究などにも使われています。高価なものから100円ショップまで、いろいろな種類があり、安くなっていますので、誰でも簡単に使うことができるようになっています。デジタル式でないことは水銀を使った湿度計でした。
水銀自体がセンサーになっており、測定誤差も生じやすいでした。2本の水銀計を使いますので測定にも面倒なところがあったのです。水銀は人体に有毒であり、自然環境においてやっかいなものです。世界中で水銀の廃止が進んでいますので、水銀センサーを使った湿度計の製造はすでに終了しています。
今ある水銀計は日に日になくなりつつあるので、希少価値がでるかもしれません。水銀をセンサーとしたものは、くだんのように厄介者として扱われていますのでなくなりつつあるのは確かなことです。利便性の高いデジタル式が今は水銀にとって代わっており、だれもがデジタル式を持っていてもおかしくない時代になっています。そのうちに水銀計は価値あるものになりますので自分で保管しておくほうがいいです。
湿度計は一家に一台というくらい日常生活においてあってほしいものです。天候によって湿度は大きく変わります。その様子を調べることも楽しいかもしれません。小学生の自由研究のいい材料になるのは間違いないです。
